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MORRIS G-61

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先ほど書いたMORRISギターに続いてですが、最近のモーリスは安くても使える個体が多いように思います。 MORRIS G-61 一言で言うところ、テイラーっぽいです。音がです。 抜け良く、明快な大鳴り、ピックアップ標準モデルですが、ストリートで生音も使えるポテンシャルを持っています。 生産時期も割と最近のものでしょうから個体差も少なく、鳴りの性格はどれもある程度一貫性が保たれているものと思います。 見た目は。。ギブソン風の姿ですが、ご覧の通り派手です。 生音も派手でしたが、楽器は音を出すものですから装飾なんていらないと思います。ヴァイオリンもピアノも基本的には装飾なんてありませんし。 ポピュラー楽器なので、ギター弾きは派手好きが多いのかもしれませんね。笑

MORRIS レビュー

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日本製のアコースティックギターで、最も代表的と言ってもいいのがMORRIS(モーリス)。 私が好きなMORRISの年代は80年代後期〜から現在のギターです。 特徴としては、抜けが良く素直な爽快感を発する出音です。Sシリーズも中国製ながら素晴らしいものが在ります。 市場では昔の70年代〜頃の日本製機種が大量に流れています。その中の機種は殆どがこもる音、と言いますか、音量が大きくても出音がギターのボディに溜まる感覚。中には魅力的な出音を発するものも存在しますが、10本弾けば1本有るか無いかの割合です。 音質で言えばどれもいわゆるハズレない綺麗な音、確かにそこはありますが、新品の中国産1万円ほどのギターの方がはるかに抜け良くダイナミックに鳴る場合の方が多々に在ります。 こちらはMD-502というオール合板の韓国製MORRISのギターです。指板が剥がれ、ネックも激反りだったものですが、人に譲る為に使えるよう直しました。80年〜90年代頃からMORRISのギターは韓国や中国生産が増えてゆきますが、70年代から酷な環境で放置されてきた日本生産期のギターよりも素直にダイナミックに鳴ります。70年代がハズレの少ない音としても、このような実用的でアタリの個体は極めて少なく、個体差が激しいです。 このMD-502、個人的には試奏したキャッツアイの70年代のオール単板ギターより鳴ります。マーチンの16GTよりも上です。 ヘッドはキルテッドマホガニー スプルース合板トップ マホガニー合板サイド、バック 音を発する楽器は、必ずしも価格帯には反映されないところが非常に面白いです。